塩原温泉

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旅行の思い出〜塩原温泉

これは、ゴールデンウィークに塩原温泉へ行った旅行の思い出です。

今回の旅行は、私の弟の誘いで母を温泉に連れて行くという
ところから始まりました。
弟の希望は近場の温泉、家から車は避ける。
宿泊先は旅館で食事は部屋食ということでした。

時期が時期だけに混雑は間違いなし。さて、場所はどこにするか?

・・・近場といえば鬼怒川温泉か那須方面ですが、行ったことがない
ところが良かったので塩原温泉に決定。
塩原温泉なら、近場で温泉も旅館もたくさんありますからね。

塩原温泉は、箒川に沿って続く温泉郷で湯元は11ヶ所に点在しています。
大網・福渡・塩の湯・塩釜・畑本・門前・古町・中塩原・上塩原・新湯・元湯
の温泉は、塩原十一湯と呼ばれ温泉めぐりをする方にもおススメの
温泉郷です。

今回は塩原温泉の観光ガイドブックを参考に、塩原温泉郷の門前温泉に
ある、ほてるさかもとさんへ宿泊を決めました。
この宿は源泉掛け流しが自慢ということなので、温泉に入りたがっていた
母にはぴったりのお宿です。

旅行当日、天気は快晴。
東京駅から那須塩原まで新幹線で1時間強で到着。
塩原温泉駅からレンタカーで約30分走ってアグリパル塩原へ行きました
ここは、道の駅湯の香しおばらと併設しています。
地元農家の新鮮な野菜の直売所やいちごのハウスなどもあり
塩原観光に訪れた人たちでとても賑わっていました。
私たちは、“打ちたて、ひきたて、ゆでたて“が自慢の手打ちそばが
食べられるレストランでお昼にしました。

ここで私は”山菜うどん”を食べましたが、手打ちらしい、ほうとう並みの
うどんが混ざっていました。山菜もたっぷりでしたよ。
”手打ち”だけに、注文して品物が出てくるまで少々時間はかかりますが、
レジわきにおいしそうに並んでいるコロッケや揚げもちをつまんだり、
無料サービスの煮豆を頂きながら”手打ちの味”を待つのもいいかと
思います。うどんもコロッケも素朴でおいしかったですよ。
ちなみに、無料サービス品は毎日同じじゃないみたい。

次に向かったのは、
塩原の新名所もみじ谷大吊橋。
吊橋が渡れる塩原ダム公園に到着。
この吊橋は、
長さ320mで日本一長い吊橋です。

吊橋を渡るには通行料がかかります。大人300円、
小中学生200円

残念ながら、母が揺れに恐がって渡れませんでした。
この日は、風があり思った以上に橋が揺れていたから仕方ないです。
次に塩原温泉に来た時は渡りたいと思います。(汗)
母が吊橋を渡れないという事で、この先が不安でした。
と言うのも、塩原温泉周辺には滝や吊橋がたくさんあり、吊橋を渡らない
と滝も見ることができないので、強行で次の塩原の名所へ向かいました。

車で走ること約15分で回顧の吊橋駐車場へ到着。
ここから回顧の吊橋までは結構急な階段を降りていきました。
足もとの悪い母にとっては、多少苦しい下り階段でしたが、
なんとか吊橋前まで辿り着き、吊橋も無事渡りきりました。

この吊橋の長さは100mで先ほどの吊橋の3分1以下。
しかも、向こう側が見えるので渡ることが出来たのでしょう。
塩原ってホントに吊橋が多いんですよね。
ちなみに、母のことを言っている私も実は吊橋が苦手・・・(汗)

吊橋を渡ったら回顧の滝展望台へ階段を上がりました。
展望台から滝までは離れていたので、滝の大きさがわかりませんでした。
さらに階段を上がっていくと、回顧の滝を上から見下ろす形になります。
ここから約3kくらい上がっていくと留春の滝まで行けますが、
ほとんどの人がここで引き返します。

回顧の吊橋から駐車場までは
急坂コースと緩坂コースがあります。

私たちは行きも帰りも急坂コースを
通り、いい運動でした。

塩原には登山の格好をした人が
何人もいましたよ。
次に向かったのは、竜化の滝。
回顧の滝から、車で約10分走ると竜化の滝駐車場へ。

竜化の滝へ向かう途中で水の
流れる音がしてくると、400号を
挟んで向こう側に滝が見えます。
これが布滝。
音が聞こえるだけに、小さくても
滝って感じでしたよ。

さらに小さな橋をいくつか渡り、
階段を上がったり降りたりして15分
くらいすると、途中に風挙の滝
があります。
ここで軽くマイナスイオンを吸収。
また15分くらい上がっていくと、
やっと、竜化の滝に到着。

この竜化の滝はすごく間近で滝が見られるので、マイナスイオン
をたっぷりと吸収できます。
今日見てきた中で一番の滝です。

ここで、マイナスイオンを吸収して
いる人がたくさんいました。
塩原温泉の吊橋と滝めぐりは、
ここでおしまい。

↑風挙の滝↓竜化の滝
上の写真は滝に行くまでの途中の道中の様子です。
耳を澄ませばなんともやさしい音とマイナスイオンが疲れを癒してくれます
やっぱり自然っていいね!
竜化の滝から15分ほどで、今日お世話になるほてるさかもとさん
へ到着。お宿おススメの昆布茶を頂いてからお部屋へ。
荷物を置いて一息ついたら待望の塩原温泉の源泉風呂へ行きました。
宿自体がそれほど大きくないので、お風呂もそこそこといった感じのつくり
温泉は無色透明で臭いも味もなく、温度も熱くなくてちょうどいい温度。
さらっとした温泉で、なかなか気持ち良かったです。
ロビーのエレベータ近くの写真。
キレイなユリなどが飾られていました。

その他の場所にも色々なものが
飾られていて、お客様を
もてなしてくれます。
お風呂から上がると次は夕食。
ここの部屋食は3人以上になるとお食事処での食事になります。
栃木牛のしゃぶしゃぶがメインの会席料理で、お料理が次々と
運ばれてきました。
でも、食べるのが早い旦那でも
間に合わないくらいのハイペース
でお料理が運ばれてきてしまった
のがちょっと残念・・・
もう少しゆっくりとお料理を
味わいたかったな、というのが
本音です。私たちも何も
言わなかったのも悪かったかも
知れませんけど・・・
食事が終わると部屋へ戻り、ゆっくりしてから、もう一度塩原の湯へ
つかりに行きました。やっぱり温泉は癒されますね。
翌朝、朝ご飯を食べ終わってから、宿の向かいのお土産物屋さんで
コーヒーを頂きながら買い物をしました。
なかなか感じが良いご夫婦が塩原温泉のことや那須方面の道路状況
などの話しをしてくれました。
コーヒーを飲み終えるとお茶とお漬物も頂きました。
ここでもらった観光案内地図を見ながら、周辺を散策。
”ぼたんまつり”が開かれる妙雲寺まで5分くらい歩きました。
残念ながら、”ぼたんまつり”はまだやっていませんでしたが、
境内にある常楽滝を見ることが出来たので良かったです。
滝はいいですね、マイナスイオンたっぷりで何度見ても飽きません。
その他にも杉の大木や色々な花があって、朝の散歩にちょうどいいですよ。
次に栄太楼という和菓子屋さんに寄って、黒大福を買いました。
中には、枝豆を使ったずんだあんが入っていて、
それほど甘くないとてもおいしい大福。これはおススメ。
お土産を買った私たちは、宿をあとにしてTEPCO塩原ランドへ。
からくり時計の演出を見て、TEPCO塩原ランドと郷土資料館も見学。
資料館から出てくると、まだお昼前でしたが、新幹線の時間もあるので、
名残惜しいですが那須塩原駅へ向かいました。
今回の塩原温泉旅行は、弟の提案で電車とレンタカーの旅でしたが、
時間に縛られてしまうのがデメリットで、車の運転は現地だけなので
あまり疲れないで済むのは良かったです。
いろいろな手段で旅を快適に楽しむということで今回勉強になりました。
さぁ、この経験を生かし、次はどこへ快適な癒しの旅へ行こうかな?

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